本態性振戦
- 振戦の原因の中で最も頻度が高い
- およそ人口の2.5〜10%とされ、40歳以上では4%、65歳以上では5〜14%以上 ・高齢者に多発するが、若年発症もあり、発症者の年齢分布は二峰性となる ・家族歴が見られることが多い
*手首固化徴候: 健側手関節を多動的に反復屈伸を続けると、徐々に動きが硬くなってくる現象。軽い固縮があることを示し、錐体外路徴候を疑う。
- 参考文献)
- 日本神経治療学会「標準的神経治療:本態性振戦」
https://www.jsnt.gr.jp/guideline/img/hontai.pdf- 中村雄作「本態性振戦の診断と治療神経治療 34:364–367,2017」
- 猿田享男 監修「1252専門家による私の治療 2021-2022年度版 本態性振戦 高橋一司」日本医事新報社 2022.