神経調節性失神
- ほとんどは迷走神経反射が関与する失神である
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血管迷走神経性失神、状況失神、頚動脈洞症候群など
- 通常は数十秒〜数分におよぶ前駆症状がある。症状は、全身が熱くなる感じ、冷や汗、悪心、倦怠感、血の気がひく感じなどだが、高齢者だと自覚しない場合も多い
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脳虚血を引き起こす機序によって次の3群に分類されている
- 心抑制型:一過性の徐脈(洞性徐脈、洞停止、房室ブロックなど)によるもの
- 血管抑制型:徐脈を伴わず、一過性の血圧低下のみによるもの
- 混合型:徐脈と血圧の両者が関与する