非痙攣性てんかん重積状態
- 痙攣を伴わないてんかん重積
- てんかん重積は全身けいれん性てんかん重積とNCSEの2種類に区分される
- 運動症状を伴う部分発作、主として複雑部分発作あるいは欠伸発作の重積状態と考えられる
- 臨床的あるいは電気的てんかん活動が少なくとも5分以上続く場合と定義されている
- てんかん重積の25〜50%を占める
- 単純部分発作が13%、複雑部分発作が43%、欠伸発作が6%程度とされている
◎ ふるえと進行性の認知機能低下があり、他の疾患が否定された場合は非痙攣性てんかん発作重積を考える
◎ ふるえと進行性の認知機能低下があり、他の疾患が否定された場合は非痙攣性てんかん発作重積を考える

- 参考文献)
- 貴島晴彦 他「非痙攣性てんかん重積の病態と治療」Jpn J Neurosurg(Tokyo)25:229‒235, 2016
- 永山正雄 他「非痙攣性てんかん重積状態に関する諸問題」BRAIN and NERVE 67(5):553-562,2015
- 日本神経学会「てんかん診療ガイドライン2018」