【修正Duke診断基準】
- (感度90% 特異度95%)
【病理学的基準】
-
(1) 培養,または疣腫,塞栓を起こした疣腫,心内膿瘍の組織検査により病原微生物が検出されること
(2) 疣腫や心内膿瘍において組織学的に活動性心内膜炎が証明されること
・いずれかの基準が満たされれば確定診断となるが、できない場合は次の臨床的基準に従う
【臨床的基準】
【大基準】
-
IEを裏付ける血液培養陽性
-
・人工弁置換術後、IE可能性例、弁輪部膿瘍合併例では、経食道心エコーが推奨される。その他の例ではまず経胸壁エコーを行う
【小基準】
診断
◎ 結果が「可能性がある」であった場合は、心エコー(経食道心エコー含む)、塞栓症の画像チェック、心臓CT、PET/CTなどによって再評価し、欧州心臓病学会画像診断基準によって診断を進める
-
参考文献)
1. 合同研究班「感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイドライン (2017年改訂版)」
https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/02/JCS2017_nakatani_h.pdf