疾患
アレルギー・膠原病 (24)
1.
アナフィラキシー
┗ ハチ刺傷
2.
関節リウマチ
2.
レイノー症候群
3.
SLE
4.
シェーグレン症候群
┗ シェーグレン症候群の診断
5.
皮膚筋炎/多発性筋炎
┗ 皮膚筋炎/多発性筋炎の診断基準
5.
混合結合組織病(MCTD)
7.
ベーチェット病
8.
成人スチル病
9.
リウマチ性多発筋痛症
10.
巨細胞性動脈炎
11.
RS3PE症候群
12.
脊椎関節炎
┗ 強直性脊椎炎
┗ 乾癬性関節炎
15.
血管炎
┗ 顕微鏡的多発血管炎
┗ 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症
┗ 多発血管炎性肉芽腫症
┗ 結節性多発動脈炎
┗ クリオグロブリン血症性血管炎
┗ IgA血管炎
16.
血管性浮腫
20.
サルコイドーシス
23.
好酸球性血管浮腫
24.
IgG4関連多臓器リンパ増殖性疾患
25.
菊池病
26.
過粘稠度症候群
27.
薬剤熱
28.
免疫抑制作用のある薬剤使用前HBVスクリーニング
29.
免疫不全状態
30.
ステロイドホルモンの力価換算
レイノー症候群
-
・末梢の細動脈が寒冷やストレスで刺激されて可逆的に攣縮するために突発性に生じる手指の色調変化や異常感覚(冷え、痛み、しびれ)
・色調変化は基本的に蒼白→紫→赤
・加温により改善する
【分類】
原発性レイノー症候群(レイノー病): 特に原因となる病態が指摘できないもの。若い女性に多い
続発性レイノー症候群: 膠原病、薬剤性、末梢動脈疾患、職業性など様々な基礎疾患がある
・臨床的には続発性レイノー症候群の鑑別を行うことが重要
・レイノー症候群単独であっても、経過中に強皮症などを合併することがあり、適切な経過観察が必要

膠原病の鑑別診断
【特徴的な所見】
・以下の爪所見を認めレイノー症候群は強皮症や皮膚筋炎と関連する頻度が高い
・本格的な強皮症が発症する前にレイノー症候群のみが数年〜十数年先行することとがある
nail fold capillary: 爪床の毛細血管の拡張や脱落
nail fold bleeding: 爪上皮の黒い点状出血
