サルコイドーシス
- 原因不明の多臓器疾患であり、若年者から発症する
- 肺門縦隔リンパ節、肺、眼、皮膚の罹患頻度が高いが、神経、筋、心臓、腎臓、骨、消化器などの臓器も罹患する
- 特に治療上注意すべき臓器は眼、肺、心臓、神経、腎臓などでありQOLや予後に関係する臓器の障害は十分な管理が必要
- 2012年の統計では本邦では23088人が登録
診断
◎ 上記のようにサルコイドーシス学会診断基準は、専門的な知識や評価が必要とされ、プライマリケアの場では疑いから診断に結びつけることほぼ不可能。そこで、プライマリケアで本疾患を疑い、専門家への紹介へと結びつけるための基準を作成した。これは完全に筆者の私案であり、当然、客観的な検証はされていない
診断
- 参考文献)
- 難病情報センター「サルコイドーシス(指定難病84)」
https://www.nanbyou.or.jp/entry/110- 吉田俊治「サルコイドーシス」日内会誌 99:2490~2496,2010
- 四十坊典晴 他「わが国におけるサルコイドーシスの診断基準と重症度分類」日サ会誌 2015; 35: 3-8
- 藤本公則「サルコイドーシスの胸部画像診」日サ会誌 2013; 33: 31-34
- 猿田享男 監修「1252専門家による私の治療 2021-2022年度版 サルコイドーシス 稲瀨直彦」日本医事新報社 2022