シェーグレン症候群の診断

以下の4つの項目のうち2項目以上が陽性であればシェーグレン症候群と診断する

生検病理検査

    A)口唇腺組織でリンパ球浸潤が4㎟当たり1focus以上
    B)涙腺組織でリンパ球浸潤が4㎟当たり1focus以上

口腔検査

    A)唾液腺造影でstageI(直径1mm以下の小点状陰影)以上の異常所見
    B)唾液分泌量低下(ガムテスト10分間で10mL以下、又はサクソンテスト2分間2g以下)があり、かつ唾液腺シンチグラフィーにて機能低下の所見

眼科検査

    A)シルマー(Schirmer)試験で5mm/5min以下で、かつローズベンガルテスト(van Bijsterveld スコア)で陽性
    B)シルマー(Schirmer)試験で5mm/5min以下で、かつ蛍光色素(フルオレセイン)試験で陽性

血清検査

    A)抗SS-A抗体陽性
    B)抗SS-B抗体陽性

診断