【SFrank-Starlingの法則】

- 正常では前負荷が増加すると一回拍出量が増加する
- しかし、前負荷があるレベルに達すると拍出量はプラトーに達する
- さらに前負荷があがると、逆に一回拍出量は減少する
- 心不全の状態では曲線は下方にシフトする
(前負荷)
- 一回拍出量は、左心室の拡張末期容積に依存すす。そして、拡張末期容積は循環血流量や心房収縮力によって決まる
- 前負荷は左心室の収縮直前に心室にかかる負荷であるが、これは拡張末期容積に依存する
(後負荷)
- 心筋が収縮するとき、血液を送り出すために超えなければならない圧力
- 大動脈圧、平均差湿遏、末梢血管抵抗に依存する
- 後負荷ミスマッチ:通常は後負荷が増大しても、心筋の収縮性あるいは前負荷の増大によって拍出量は維持される。ところが、収縮性の低下、あるいは拡張障害などのために拍出量が維持できなくなる現象を後負荷ミスマッチ(afterload mismatch )と呼ぶ