【疫学と分類】
- 手術時期を逃すと予後不良だが、術前の診断は必ずしも容易ではない
- 絞扼の原因は癒着によるものが約半数、腸管軸捻転が3割、嵌頓・陥入が2割程度
- 小腸が虚血に耐えうる時間は3〜6時間
- 死亡率は10%強
- 参考文献)
- 東海林安人 他「絞扼性イレウスの症例の検討」日本腹部救急医学会雑誌 27(4):549~52,2007
- 落合大樹 他「腸閉塞(イレウス) 私の治療」日本医事新報 Webコンテンツ 2021-04-22登録
- 川崎誠康 他「小腸イレウスの診断と手術適応基準の検討」日臨外会誌 68(6) 1369-1376,2007