疫学と分類
- 大腸憩室の数%〜10%に憩室炎が合併する
- 60歳未満は右側結腸憩室炎(70%)、高齢では左側結腸炎が多く(60%)、左側結腸炎では重症化しやすい
- 穿孔や膿瘍などは左側結腸に多い(57.5%:26.4%)
- 喫煙、肥満が危険因子である可能性が示唆されている
- 参考文献)
- 貝瀬満 他「大腸憩室疾患の現況 ―予防から治療まで―」日内会誌 107:571~578,2018
- 飯室正樹 他「大腸憩室炎の診断と内科的治療」日本大腸肛門病会誌 61:1021―1025,2008