【診断】 AMA陰性の症例が約10%ある 7〜8割は無症候性の時期に診断される 抗セントロメア抗体陽性例では門脈圧亢進症状が強く、抗gp210抗体の陽性例では黄疸を伴い肝不全に至るリスクが高いなどのサブタイプがあるため、肝臓専門医に紹介すべき
【治療】 ウルソデオキシコール酸(ursodeoxycholic acid:UDCA)によち胆道系酵素低下、組織障害の進展抑制効果が期待できる ウルソ 600mg 3X より開始。900mg3X まで増量 脂質異常症を伴う場合にはベザフィブラート製剤を併用 皮膚掻痒に対する治療) レミッチ(ナルフラフィン) コレスチミド