市中肺炎
- ・持続する発熱、咳嗽、喀痰(特に鼻汁・鼻閉、咽頭痛などの下気道以外の症状を欠く)、呼吸苦などの症状などで疑い、胸部X線写真にて確定診断する
非定型肺炎と細菌性肺炎の鑑別
鑑別
- 6項目中4項目以上該当の場合は非定型肺炎疑い、3項目以下の場合は細菌性肺炎疑い
- 非定型肺炎について感度は77.9%、特異度は93%
- 基礎疾患は、慢性呼吸器疾患のほか、糖尿病、腎疾患、肝疾患、心疾患など
市中肺炎
参考文献)
1. 宮下修業「市中肺炎のガイドライン」日内会誌 100:3490~3496,2011
2. 猿田享男 監修「1252専門家による私の治療 2021-2022年度版」日本医事新報社 2022.
3. 上田剛士「ジェネラリストのための内科診断リファレンス」医学書院 2014
4. 髙岸勝繁 他「ホスピタリストのための内科診療フローチャート第2版」シーニュ 2019
5. 梅村武司 他「B型肝炎再活性化の対策」診断と治療社 日内会誌 107:26~31,2018