気管支喘息
  • 日本のガイドライン(2015) における喘息の定義は「気道の慢性炎症を本態とし、臨床症状として変動性を持った気道狭窄(喘鳴,呼吸困難)や咳で特徴付けられる疾患」とされており、症状の変動が強調されている。
  • 喘息の病型は、環境アレルギーに対する特異的IgE抗体が存在するものをアトピー型、IgE 抗体が存在しないものを非アトピー型とすると成人喘息ではアトピー型が約70%、非アトピー型が約30%であり、小児喘息ではアトピー型が90%以上
  • 喘息による死亡は高齢者が大多数

【診断】

  • 日本喘息学会の「実践診療ガイドライン」では以下のように非常に間口の広い基準になっている
  • 心不全との鑑別は必ずしも容易ではなく、しばしば喘息と心不全の両方を想定して治療開始せざるを得ない場合もある
  • 怪しい症状があればほとんど「疑い」になる。そして、診断的治療によって診断するという仕様である
  • 【治療】

    • 成人であればICS/LAVA、小児ならSAMA

    参考文献)

    1. 「喘息診療実践ガイドライン2021」