先天性溶血性貧血 先天的な遺伝子異常が原因で慢性的な溶血が起こる溶血性貧血の総称 赤血球膜異常症、赤血球酵素異常症、ヘモグロビン異常症に3分される 日本の溶血性貧血の約17%を締める ・各病形の頻度は下図のようになる
【臨床所見】 全ての溶血性貧血に共通の所見として、貧血、黄疸、脾腫。検査所見としてはHb低下、間接ビリルビン増加、尿中・便中ウロビリン増加、血清ハプトグロビン低下などを認める 赤血球酵素異常症以外では赤血球の形態異常を認める