【STEP1】AKIの診断
- 血清クレアチニン値の絶対値だけでは判断できない
- 除外には少なくとも1週間以上の経過観察を要する
◎ 遅くとも、腎性のAKIの疑いが強くなった段階で腎臓内科に相談する
◎ 血尿、顆粒円柱などの尿沈渣所見は強く腎性を示唆する
- 参考文献)
- AKI診療ガイドライン作成委員会「AKI(急性腎障害)診療ガイドライン2016」日腎会誌 2017;59(4):419‒533.
- 土井研人「急性腎障害の新たな診断と治療」 日本内科学会雑誌 107巻 9号 2018
- Naveen Singri, MD; Shubhada N. Ahya, MD; Murray L. Levin, MD Acute Renal Failure.JAMA 289, 747-751 2003
- 平田純生 他「薬剤性腎障害と薬物の適正使用」日腎会誌 2012;5(4 7):999-1005. 5. 髙岸勝繁 他「ホスピタリストのための内科診療フローチャート第2版」シーニュ 2019
- 今井直彦「極論で語る腎臓内科」丸善出版,2018
- 筒泉貴彦 他編集「総合内科病棟マニュアル」メディカル・サイエンス・インターナショナル 2017
- Cantarovich, F et a!. High-Dose Furosemide for Established ARF: A Prospective Randomized Double-Blind Placebo-Controlled,Multicenter Trial. Am. J. Kidney Dis. 44,402-409(2004).