全身性浮腫

全身性浮腫の評価

1.心不全、腎不全、肝硬変、甲状腺機能異常等の鑑別

    ・心不全は増悪時、腎不全・肝硬変は高度でなければ浮腫の原因とは断定できない。すべて、軽度であれば次に甲状腺機能異常と薬剤性を検討しそれでも該当しなければ、他の原因をそれぞれ検討する


以下で当てはまるものをチェック

アルブミン値低下 BUN CRNの上昇 血漿K値の低下 T-choの低下 血小板減少 好酸球増多 BNP上昇 甲状腺機能低下あるいは亢進 CRPあるいは血沈の上昇 尿蛋白陽性(2+以上) 心拡大あるいは胸水 初期評価で異常がない。あるいは下記の病態に該当しない。

心不全

腎不全

ネフローゼ症候群

肝硬変

甲状腺機能異常

全身の炎症に伴う浮腫(例:リウマチ性多発性筋痛症)

好酸球性血管浮腫

それ以外の浮腫