症候
胸部・循環器 (5)
二次性高血圧
二次性高血圧
1.薬剤性高血圧の除外
◎ 内服中の薬剤をチェック
薬剤性高血圧
2.臨床経過
二次性高血圧の可能性
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◎ 二次性高血圧は高血圧全体の10%強存在するが、19-40歳では二次性高血圧が約30%
◎ 治療抵抗性高血圧:利尿薬を含む3種類の降圧薬でもコントロール不良
3.高血圧としての初期評価
まず、自宅血圧測定を指示するとともに以下の初期評価を行う
降圧剤治療を開始してしまうと評価が難しくなる場合があるので、はじめに以下を追加してもよい。
- ◎ これらの検体採取は座位で15分以上、可能なら30分以上安静仰臥してから行う
以下のうちあてはまるものをチェック
- ◎ 上記の所見は診断の可能性を上げるが除外はできないので全てを対象として鑑別する必要がある
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◎ ただし、半数以上はK値は正常
睡眠時無呼吸症候群
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参考文献)
1.中西重清 德田安春「プライマリケア外来診断目利き術」南山堂 2020
2.David S.Smith 生坂政臣監訳「早業外来診断術」 中山書店 2009