ボツリヌス中毒
  • 病原体はClostridium botulinum(グラム陽性球菌)
  • 芽胞の耐性は高い
  • 毒素は空気中で12時間、日光で1-3時間、80℃、30分、あるいは100℃数分で不活化される
  • 日本では年間数例程度
  • レトルト食品、真空パック、缶詰などが原因となりやすい

【症状】

  • 患者の12%では病原性自己抗体が検出されず、他の方法で神経筋接合部障害を証明する必要がある
  • 神経筋接合部障害に関してもっとも感度がよいのは単線維筋電図(感度>95%)

【症状】

  • 保健所に依頼して、血清、胃液、便や食品から毒素を検出する
参考文献)
  1. 日本感染症学会「ボツリヌス中毒(バイオテロ)」
    https://www.kansensho.or.jp/ref/d67.html