脂肪性浮腫

脂肪性浮腫

診断の手引き
・基本的には除外診断であり特定の診断基準はない。

診断にあたっては、

① 心、腎、肝、甲状腺などによる浮腫が除外され 
② ほとんどが女性で思春期以降から発症し
③ 妊娠、更年期などに増悪しやすく
③ 典型的には左右対照的な「乗馬ズボン」体系が特徴

である場合に検討する。

・原因としては運動不足による静脈環流の低下、皮下脂肪によるリンパ流の阻害や、リンパ管の圧迫などが考えられている。

◎美容の領域では皮膚が凸凹になったものを「セルライト」と呼んでいる。