(注1)軽度認知障害と認知症

軽度認知障害と認知症

軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Impairment)

記憶力や注意力などの認知機能に低下がみられるものの、日常生活に支障をきたすほどではない状態

 軽度認知症

 詳細な認知症の重症度の判定には臨床認知症尺度(Clinical Dementia Rating, CDR)など用いるが、より簡易的にはMMSE,DASC-21なども使われる。
だいたいの目安としては物忘れ、料理の味付けが変わる、片付けられなくなる、集中力がなくなる、書字が苦手になる、怒りっぽくなるなど。
重症度を判定するものではないが、長谷川式スケール(HDS-R)にておおむね20点以上

 中等度認知症

 1時間前のことを忘れる、料理ができなくなる、更衣ができない、家事が出来ない、道に迷うなど。
目安としては、おおむね長谷川式スケール(HDS-R)にて11~19点の場合は中等度、10点以下で高度。