概要
“Medisophia”は綜合診療の臨床で医師とコメディカルをサポートするために私がひとりで作り上げたディバイスです。
機能
1) 様々な主訴や病態の評価・解析や診断を適切かつ迅速に行うためのアルゴリズム
2) 必要な医学情報に素早くアクセスするためのデータベース
3) 利用頻度の高い情報や指標の計算、診断基準などにアクセスするためのツール集
それぞれ、仮称として「疾患」「症候」「指標計算機」の3つのカテゴリーに分類しています。
最も、本質的な機能は1)の診断アルゴリズムです。これは様々な主訴に対して、最も合理的かつ網羅的に、診断におけるヒューマンエラーを排除して、確実な診断にたどり着けるようにデザインしています。
疾患や病態などの医学情報については、実用性を最優先して、臨床において必要となる情報を可能な限り簡潔に記載するように心掛けています。それぞれの詳細については必要に応じて他の成書や論文を参照してください。記載したすべての情報について間違いがないとは保障できません(訂正は順次行います)。
利用頻度の高い情報とは、例えばCCrや個別eGFRの計算、糖尿病や脂質異常症の評価と目標設定、qSOFAやNEWSなどや血液ガスの分析など救急の場で用いられる様々な指標などです。
呉羽総合病院 総合診療医 高木恒太朗